技術集

FileMaker開発につまづいたときにはこのページを!
Tipsとは、「豆知識、コツ、小技」のことを意味します。経験豊富なデベロッパーが今までに役立った知識を公開し、みなさまのFileMaker開発に役立てていただきたいです。

集計フィールドの意外な落とし穴

 

集計フィールドを設定すると、このようなメッセージが表示されることがあります。

これは、集計対象となるレコードの数などに起因しています。
今回は、この集計メッセージによって困惑した話になります。

とあるユーザから
「表示されない集計フィールドの処理メッセージが表示されるのは何故?」
「時間がかかるので、表示させていないなら、この処理はなくせないのか?」
とご質問を受けました。

該当レイアウトの集計フィールドは、次の場合にオブジェクトを隠す条件を設定しており、集計はされないはずでした。

画像の通り、集計フィールドを隠す条件はしっかりと設定されていました。

MacPCでシステムの調査を行うも、同様の現象が発見できず・・・
WindowsPCでのみ発生している現象だと判明しました。

WindowsPCで何故集計されるのかを確認しました。
確かに集計のメッセージが出てくる。しかしながら、レイアウト上にはやはり表示されない。
集計フィールドをレイアウトから一時的に削除しても集計のメッセージが表示されました。
『何かがおかしい・・・』と思い始めました。
隠す条件に不具合があるのだろうと思っていたのですが、レイアウトにある集計フィールドを消しても現われるメッセージに違和感を感じました。
レコード100件を表示した状態で該当レイアウトへ遷移した時違和感の正体がわかりました。

フィールドの名前が違う!!

処理メッセージにある集計フィールドの名前とレイアウトに設定しているフィールド名が異なっていたのです。
どこかに問題のある集計フィールドが設定されている???
レイアウトに設定されているフィールド全て見直しました。
ですが、レイアウトの中にはそのフィールドは見つかりませんでした。
いったいどこに隠れているというのか・・・

オブジェクトパネルで一つ一つ確認すると、
レイアウト表示範囲外にそれはありました。

これを削除すると、メッセージは表示されなくなりました。

WindowsPCであれば、表示範囲外の集計フィールドも集計処理がかかる
皆様も、このような落とし穴にご注意ください。

ご存知のこととは思いますが、集計フィールドをレイアウトに配置しているだけで表示速度は遅くなります。
速度を重視する場合には、集計フィールドの利用は避けた方がよろしいでしょう。

ご覧いただきありがとうございました。


サーバーに上がったファイルのグローバル計算フィールドに関して

 

弊社のFileMakerチームは削除ロジックをいわゆる論理削除で組むことが多いです。

論理削除はレコード自体を直接削除する物理削除ロジックとは違い、直接データを消すことはしません。
各テーブルにハウスキーピングとして削除フラグを用意し、削除されていれば”1”を、削除されていなければ”0”を保存します。

 

各画面の表示の際に削除フラグが1のレコードを除外して表示することで、ユーザから見た時に恰も削除されたかのように見せる削除ロジックです。

今回はそんな論理削除のリレーションシップで戸惑った事案です。
論理削除では常に削除フラグを意識して構成します。
値一覧の作成に関しても削除された項目は表示されないようにしないといけないので動的値一覧を多様します。
動的な値をとるのにリレーションシップ上の親テーブルに常に”0”を保存するフィールドを用意し、それと子テーブルの削除フラグをリレーションさせることで子のテーブル上で削除されていないレコードのみ動的に値一覧を取得します。

 

 

FileMaker上で常に同じ値を持っておいて欲しい場合に良く使う手が計算フィールドをグローバルに格納するというテクニックです。
計算式に”0”を記入することで常に0を保存してくれます。

 

しかし、ローカル環境ではこの手法は特に問題なく動くのですが、サーバーにアップロードしたファイルでこの手法を使うと動いたり動かなかったりするのです。

 

なぜ動いたり動かなかったりがあるのかをよくよく調べてみると、グローバルに設定したタイミングがアップロード前か後かで変化するようでした。
FileMakerあるあるになりますが、アップロード前にグローバル格納しているフィールドに値が入った状態でアップロードするとその値がデフォルトで入ってしまう現象がよく見られます。
その事と関係があるのかはわかりませんが、アップロード前にグローバル設定しているとデフォルトが”0”をキープし、アップロード後に同じように計算式をグローバル格納しても”Null”をデフォルトにしてしまいリレーションが切れてしまうようでした。
対策として、計算フィールドから数字フィールドに切り替えてグローバル格納しログインスクリプト上でフィールド設定させる事で回避させました。

 

ありがちですが、気づくのに少し時間のかかる事案でした。


FileMaker17で戸惑った所

 

今更ながらですが、FileMaker17がリリースされて使用している少しだけ戸惑った所をご紹介し、設定方法をお伝えしたいと思います。

 

①テーブルにフィールドを追加すると画面に追加フィールドが表示される

 

元のレイアウト。

 

 

 

 

 

テーブルにフィールドを追加する。

 

 

 

 

 

レイアウトに追加したフィールドが勝手に作成されてしまう。

 

 

これはFileMakerの環境設定から変更できます。

 

 

 

 

 

 

レイアウトタブの新規フィールドを現レイアウトに加えるのチェックを外すことで変更可能です。

 

 

 

 

 

 

②レイアウトモード上でレイアウトの切り替えボタンがなくなっている

 

今まではレイアウトモードに移行するとレイアウトの左右移動ボタンがありました。

 

 

 

 

 

FM17からデフォルト時、なくなっています。
FM16に慣れていたこともあって無いと些細な作業がスムーズに行かずモヤっとします。

 

 

 

 

 

こちらは、メニューバーの表示からステータスツールバーのカスタマイズから変更可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必要な項目をドラッグ&ドロップでカスタマイズできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

③インスペクタが固定されている

 

レイアウト作業中では多様するインスペクタですが、FM17からは右端に固定されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

探さなくて良くなったので個人的にはこちらの方が好きですが、今まで慣れ親しんだポジションに配置したい方もいるかと思います。
そんな方はメニューバーの表示からインスペクタを選択し、新規インスペクタを押下することで今まで通りのインスペクタが表示されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新規インスペクタは複数配置することができるので役割ごとに一枚づつ配置することもできます。もしかしたら効率も上がるかもしれません。しないですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、FileMaker17を使用してみて戸惑った所でした。

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FileMaker WebDirectで開けない!? 要注意なバージョン

 

とある日、FileMaker WebDirectでファイルを開こうとすると・・・

あれ? 真っ白?

 

ログインのためにアカウント・パスワードを入力する画面が出てこない!!

FMServer_Sampleであれば、画面がすぐ表示されるはずなのに、それも真っ白。

FileMaker Serverを再起動させたり、サーバー機の再起動もかけましたが、変化なし・・・

打つ手がなく、FilreMaker社に問い合わせをしました。

 

FileMakerのナレッジベース

・「Java 8 Update 151 への更新の後、WebDirect の描画に失敗する」

・「FileMaker ServerとJava – 概要とトラブルシュート」

上記を教えていただきました。

 

原因は、ズバリJavaでした。

 

 

(Javaは、FileMakerServerで、以下のコンポーネントに使用されているプログラミング言語。

・FileMakerServerのAdministration Console

・Admin Server

・Web 公開エンジン )

FileMaker WebDirectの描画に失敗しているというのが事の真相でした。

Windows版のFileMakerServerに置いて、Javaの更新がされた場合にこのような現象が起こるようです。

 

 

使用していたFileMakerServerのバージョンが16.0.1

推奨されているJavaは「Java 8 Update 121」でした。

サーバー機のJavaは「Java 8 Update 161」、、、描画に失敗するわけです。

原因がはっきりして一安心。

この現象の解消に、2つの選択が迫られました。

1つは、Javaのバージョンを落とす事。

もう1つは、FileMakerのバージョンを上げる事。

 

 

今回は、FileMakerのバージョンを上げる事を選択しました。

幸いにも、「Java 8 Update 161」を推奨しているFileMakerServerのバージョンは、16.0.4でした。

 

FileMakerServerのアップデートで問題が解決しました。

 

 

FMServer_Sampleの画面も表示されるようになりました。

FileMakerServer16からFileMakerServer17へのアップグレードだと時間がかかってしまうので、正直助かりました。

 

FileMakerServerのアップデートにも注意点があります。

デフォルトのCドライブ以外のドライブにFileMakerServerをインストールさせていた場合、PHP接続ができなくなります。

FileMakerServerのアップデートでデフォルトにPHPの設定が書き換わってしまうようです。

PHP カスタム Web 公開を設定している場合は、FileMakerServerのPHPの構文を書き換える等の調整が必要となります。

 

 

FileMakerのバージョンだけでなく、Javaなどの使用している言語のバージョンも確認していく必要があると、身に沁みました。

皆様もお気をつけください。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。


FileMaker Proのオフライン環境でのインストール方法

 

前回、FileMaker Proのインストール方法をご紹介いたしましたが、
今回はオフラインでのプログラムインストールのお話です。
企業様によっては、セキュリティ上の都合で外部との通信を制限している場合が想定されます。
オフライン環境でプログラムのインストールを行う場合(windows)の手順をご紹介します。

 

Step0.インストーラーのダウンロード
まずは、FileMakerのインストーラーを取得してください。
契約内容・バージョンによってインストーラーの名前は異なります。
例)FileMaker Pro16の無料評価版(2018年4月時点の最新バージョン)
Macの場合
fmp_trial_fm_16.0.4.403.dmg
Windowsの場合
fmp_trial_fm_16.0.4.403_x64.exe
fmp_trial_fm_16.0.4.403_x34.exe

 

Step1.Microsoft .NET Frameworkのオフライン用インストーラーを準備
FileMaker Pro 16からはMicrosoftの.NET Framework Ver4.6以上が必要となります。オフライン用のインストーラーは以下より取得できます。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/3151800/the-net-framework-4-6-2-offline-installer-for-windows

 

Step2.証明書を取得
必須項目である.NET Frameworkをオフラインで取得する場合、信頼されたルートであることを証明しなければなりません。ルート証明書を取得するようにしてください。

 

Step3.証明書のインポート
FileMakerのインストーラー、.NETのインストーラー、ルート証明書が揃った段階で、作業がスタートします。
まずは、ルート証明書をクライアントPCにインストールします。

 

証明書スナップインをコンソールに追加しましょう。
⑴システムメニューの検索より”mmc”と検索し実行するとコンソールが起動します。

 

 

⑵コンソールのファイルメニューより”スナップインの追加と削除”を選択します。

 

⑶利用できるスナップインの項目から”証明書”を選択し、追加します。

 

⑷スナップインに”証明書”が追加されます。

 

続いて、取得した証明書を登録します。
⑸追加された項目から”信頼されたルート証明機関”を右クリックし、表示されたメニューから”すべてのタスク”から”インポート”を選択します。

 

⑹証明書のインポートウィザードが起動され、取得いただいた証明書ファイルを参照し、指定してください。

 

⑺”証明書をすべて次のストアに配置する”にチェックを入れ、インストールしたいカテゴリの証明書ストアを選択し、「次へ」をクリックします。

 

⑻”正しくインポートされました。”と表示されればOKです。

 

 

これで”.NET Framework”のオフラインインストールが可能となります。
ややこしい設定が必要なのはここまでです。
入手していただいた.NETのインストーラーを起動していただき、インストールウィザードの手順に沿ってインストールを行ってください。

 

 

ここまでくるとあとは通常のFileMakerソフトのインストールと同様手順です。FileMakerのインストール手順は以前サイト内で紹介していますので、そちらをチェックしてみてください。

 

最後に
Windows環境のFileMakerはMicrosoft .NET Framework Ver.4.6以上が必須条件です。これが無いとFileMakerが正しく起動しません。
その.NET Framewokをオフラインでインストールする際には、オフライン用インストーラーとルート証明書が必要となります。
どちらもなければ正しくインストールできないので注意する必要があります。
オフライン環境でのインストールは特殊な場合だと思いますが、ごく稀にそのような状況が生まれる場合があります。
少しでもお役になりましたでしょうか?

 

以上、FileMaker Proのオフライン環境でのインストール方法でした。
ご覧いただきありがとうございました。


FileMaker Proのインストール方法

 

FileMakerを使用するためには、FileMakerを端末にインストールする必要があります。

FileMakerでシステム開発を行う以前の必須行程です。

今回は、初心に立ち返りFileMaker Proのインストール方法をご紹介します。

 

Step0.インストーラーのダウンロード

まずは、FileMakerのインストーラーを取得してください。

契約内容・バージョンによってインストーラーの名前は異なります。

 

例)FileMaker Pro16の無料評価版(2018年4月時点の最新バージョン)

Macの場合

fmp_trial_fm_16.0.4.403.dmg

Windowsの場合

fmp_trial_fm_16.0.4.403_x64.exe

fmp_trial_fm_16.0.4.403_x34.exe

 

Step1.インストーラーを起動

言語の選択

インストーラーを起動後、言語の選択画面が表示されます。

言語を選択し、「OK」をクリックしてください。

 

Step2.セットアップを開始

 

セットアップ画面が表示されます。「次へ」をクリックしてください。

 

Step3.ユーザ情報の入力

 

ライセンスキーの入力が必要です。

ライセンスキーの記載場所は以下の通り

 

ボリュームライセンスでFileMakerを購入した場合、ライセンスキーだけでなく、所属欄への入力が必要となります。

ユーザ接続用のインストーラーでのライセンスキー入力はありません。

無料評価版でのライセンスキー入力もありません。

詳細は、以下のURLを参照してください。

https://support.filemaker.com/s/answerview?language=ja&anum=9139

 

Step4.使用許諾契約書に同意する

 

使用許諾契約書が表示されます。

使用許諾契約書を確認後、「使用許諾契約書に同意します」にチェックし、

「次へ」をクリックしてください。

 

Step5.インストール先フォルダーの設定

 

特定のフォルダーにインストールしたい場合は、変更からフォルダーを選択してください。(特に変更する理由がない場合は、デフォルトのインストール先に)

 

Step6.セットアップタイプの選択

 

特別な理由がない限り、「完全」を選択してください。

セットアップタイプを選択した後、「次へ」をクリックしてください。

 

Step7.ショートカットの作成選択

 

ショートカットを作成してくれます。

必要なければ、チェックを外してください。

 

Step8.インストールを開始

 

Step1〜Step7でインストールの準備が完了します。

「インストール」をクリックしてください。

 

Step9. Bonjourのインストール

Bonjourのインストールが要求される場合、インストールが必要です。

 

「次へ」をクリックしてください。

 

使用許諾契約書を確認後、「使用許諾契約書に同意します」にチェックし、

「次へ」をクリックしてください。

 

インストールが完了後、「完了」をクリックしてください。

 

Step10.インストール完了

 

インストール中の画面から

 

完了画面が表示されたら、「完了」をクリックしてください。

続いて、製品登録画面が表示されます。

 

ボリュームライセンスで購入された場合は、登録は不要です。

また、「後で登録」を選択されてもFileMakerは使用できます。

 

インストール画面は、OSやFileMakerのバージョンによって異なります。ご了承ください。

 

※インストールの注意点※

誤ったライセンスキーを入力してインストールを完了してしまうと、FileMaker Pro及びFileMaker Pro Advancedでは、ライセンスキーの変更ができません。アンインストールし、正しいライセンスキーでインストールし直す必要があります。

 

以上、FileMaker Proのインストール方法でした。

ご覧いただきありがとうございました。


FileMakerでフォルダーの作成 ~Windows編~

 

FileMakerでPDFやCSVを作成した時、後から整理するのが面倒になります。
特にレコードが複数ある場合は、出力されるファイルも複数になるので、より管理が困難になると思われます。

事前にフォルダーを作成する方法はないか・・・

そんな方法がありました!!

今回は、その方法のwindows版を紹介させていただきます。
フォルダーを作成するのに使うのは

[Eventを送信]です。

このスクリプトの説明にはこのように記されています。
「Windows では、別のアプリケーションで処理を実行します。
macOS では、別のアプリケーションに Apple events を送信します。」
大まかに言うと、やって欲しいことの記述(命令文)はFileMakerで設定し、命令実行はFileMaker以外のアプリケーションで行うというものです。
windows版のフォルダー作成においては、コマンドプロンプトを利用します。

では、[Eventを送信]スクリプトステップに命令文を書いてみましょう。
[Eventを送信]の歯車マークを押すと

[Eventを送信]のオプションウインドウが表示されます。
ラジオボタンの計算を選びます。
選ぶと同時に計算式の指定ウインドウが表示されます。

ここに以下のようにコマンドを記入します。
“cmd /c md フォルダパス”

 

例文) “cmd /c md C:\Users\Administrator\Desktop\test”

“cmd /c md D:\test”

上記の文を””で囲うのを忘れないようにしてください。

オプションの「対象アプリケーションを手前に表示(B)」は、チェックを外さなくても構いません。
しかしながら、コマンドプロンプトが万が一にも画面に出てきて欲しくない場合は、チェックを外しておきましょう。

OKを押して、スクリプトを保存すれば
フォルダ作成のスクリプトが完成です!

 

ここからは、上記のコマンドを汎用的にするための注意事項です。

1.取得関数のフォルダーパスを利用する場合
“cmd /c md フォルダパス”
この記述を汎用的にする場合に引っかかりそうな部分です。
よく使われる取得関数
Get ( デスクトップパス )

Get ( ドキュメントパス )
上記をデータビューアでどんな結果を返しているか見てみると・・・
/C:/Users/Administrator/Desktop/
/C:/Users/Administrator/Documents/
上記のようになっています。
このままコマンドに組み込むと
“cmd /c md /C:/Users/Administrator/Documents/”
これでは、コマンドが実行されません!

①余分なものを取り除きます。
Replace ( Get ( ドキュメントパス ) ; 1 ; 1 ; “” )


C:/Users/Administrator/Documents/

②/(スラッシュ)を\(バックスラッシュ)に置き換えます。
Substitute ( Replace ( Get ( ドキュメントパス ) ; 1 ; 1 ; “” ) ; “/” ; “\” )

C:\Users\Administrator\Documents\

・・・となるのが理想ですが、計算式で/(スラッシュ)を\(バックスラッシュ)に置き換えるには、

\(バックスラッシュ)が算術演算子のため大変面倒です。

そこであらかじめグローバルフィールドまたはフィールドに\(バックスラッシュ)を入力しておき、計算に利用します。
Substitute ( Replace ( Get ( ドキュメントパス ) ; 1 ; 1 ; “” ) ; “/” ; フィールド名 )

C:\Users\Administrator\Documents\
③作成したいフォルダー名を付け加えて

Substitute ( Replace ( Get ( ドキュメントパス ) ; 1 ; 1 ; “” ) ; “/” ; フィールド名 ) & “test”


C:\Users\Administrator\Documents\test

これで、コマンドに組み込んでも問題なくなります。

2.コマンド文のミス
初歩的なミスですが、よくあります。

基礎文を参考に汎用文を作ってみてください。
基礎文
“cmd /c md” & Substitute ( Replace ( Get ( ドキュメントパス ) ; 1 ; 1 ; “” ) ; “/” ; フィールド名 ) & “test”

3.[Eventを送信]の設定が違う
作成手順で追求していなかったので、こちらに書かせていただきます。

 

[Eventを送信]のオプションウインドウ内の送信(N)をファイルを印刷にしていた場合
コマンドプロンプトが開きませんので、フォルダーは作成されません。

これにて、FileMakerでフォルダーの作成 ~Windows編~は終了となります。
PDFやCSVを作成する前に組み込んでみてはいかがでしょうか?

ご覧いただきありがとうございました。

皆様の開発の一助となれば幸いです。


FileMaker「webビューア」で地図を見よう!

皆さんこんにちは!

FileMakerで住所録を作った場合、その住所を地図で知りたくなりませんか?

そこでwebビューアの登場です。
簡単にGoogle Mapsを表示することができます。

今回はWebビューアで地図を表示するまでの手順をご紹介します。

ステップ1:レイアウトにWebビューアを配置
Webビューアの配置には、二つの方法があります。

①【ステータスツールバーを利用】
レイアウトモードでステータスツールバーのWebビューアボタンをクリックします。

レイアウトの領域にドラッグして矩形を描画し、手を放します。

②【メニューバーを利用】
レイアウトモードでメニュバー > 挿入 > Webビューアをクリックします。

どちらの操作でも、Webビューアの設定ダイアログが表示されます。
②の方法でも後からサイズ変更が可能ですが、
すでに配置する位置が決まっている場合などは①の方法で最初からサイズ調整しておくことをオススメします。

ステップ2:Webビューアの設定
Webビューアの設定ダイアログをみると、「Webサイトの選択」があります。

Google Mapsがデフォルトで選択されていますので、このまま設定を続けます。
右側に住所とキーワードと言う二つの項目があります。
今回は、住所を設定していきます。

住所の入力枠の横にあるボタンをクリックします。

住所のデータが一つのフィールドにある場合は「フィールド名の指定」を
住所データが複数のフィールド(都道府県・市町村・番地と言う三つのフィールドなど)に分かれている場合や
例外を除くなどの作業が必要な場合は「計算式の指定」が良いと思われます。

フィールド名の指定で住所を設定しました。
今回は、ボタンで設定しましたが、入力枠への直接入力でもOKです。

これで地図が表示されるようになります!

ここで注意点
今回のWebビューアの設定では、描画のサイズによって拡大・縮小はされません。
Webビューアの描画サイズが小さいと・・・

このように肝心の地図が見えない状態となります。
左側に必ずGoogle Mapsの検索窓が表示されてしまうのです。
これを見せないようにするには、Google Maps APIを利用したり、htmlを組む必要があります。
Chromeをお使いの場合は、FullScreen for GoogleMaps(Chromeの拡張機能)で解消されるかと思います。

簡単にGoogle Maps APIを利用したものが下記になります。

先ほどのGoogle Mapsの検索窓がなくなっています。

●API利用の設定方法
Webビューアの設定ダイアログ「Webサイトの選択」でカスタムWebアドレスを選択します。
Webビューアの設定ダイアログ「Webアドレス」に

“http://maps.google.co.jp/maps/api/staticmap?center=” & 住所 &
“&zoom=” & 14 &
“&markers=” & 住所 &
“&size=” & “400×300” &
“&maptype=roadmap” &
“&sensor=false”

上記を設定します。

このAPIは埋め込み型になります。
Google Mapsの拡大縮小機能や、表示している範囲以外を見ることはできません。

今回は、簡単にwebビューアでの地図の表示をご紹介しました。

知らなかった方は是非Webビューアを活用してください。


FileMakerの基礎 「レコードのエクスポート」後編 ~グループ化の基準とは?~

「レコードのエクスポート」は、FileMaker Proにあるデータを他のアプリケーションで読み込める形式に出力することができます。
レコードのエクスポートには、二つの方法があります。

①メニュー バーから行う方法
②スクリプト「レコードのエクスポート」を使用する方法

前編・中編では①と②の説明をしました。
この後編では、皆様、気になっておられるのではないでしょうか?

この、グループ化の基準の説明をしていきたいと思います。

 

⚫︎グループ化の基準はいつ使うのか?

各レコードの代わりにグループ化された集計値をエクスポートする場合、とFileMakerヘルプに記載があります。
参考:FileMaker Pro 16 ヘルプ(https://fmhelp.filemaker.com/help/16/fmp/ja/#page/FMP_Help%2Fexporting-data.html)

端的に申しますと、集計フィールドの値をエクスポートさせたい場合に使用します。

 

⚫︎グループ化の基準は、どうやって設定するのか?

①の方法の場合

事前準備としてソートをかけておく必要があります。ソートしているフィールドの名前がグループ化の基準に表示されます。

フィールドの名前の左にある四角をクリックしてチェックを入れてからフィールドのエクスポート順を設定します。

②の方法の場合

左枠のフィールドをクリックし、真ん中にあるグループ化の基準ボタンを押すとグループ化の基準に表示されます。表示されてからフィールドのエクスポート順を設定します。

こちらの方法でも、ソートは必須です。
[レコードのエクスポート]スクリプトステップの前に[レコードのソート]スクリプトステップを設定しておく必要があります。

 

ここで注意点!

フィールドのエクスポート順を設定した後、グループ化の基準を設定してもソートされた値が出力されません!

◎tips5と◎tips4を見比べてみてください。

tips5

tips4

 

斜体になっている項目があるのがわかりますでしょうか?
この斜体になっている項目がソートされた時の集計値を出してくれます。

 

では、実践してみましょう!
今回もサンプルファイルを使用します。
この実践は①の方法で行います。

名前で昇順ソートをかけます。
ソートにより合計金額が出てきました。
この合計金額をエクスポートしてみます。

集計の値のみ出力されました。

 

皆様のご想像と違ったのではないでしょうか?
FileMakerのように各レコードの値も出力されてほしいところだと思います。

ここで、プライマリーキーを設定します。(値はシリアル番号です)

名前とプライマリーキーで昇順ソートをかけます。

ソートによる合計金額等に変化は出ません。

 

それでは、エクスポートの設定をしていきます。

プライマリーキーにもチェックを入れます。

各レコードの値も出力されました!

 

見ての通り、FileMakerのような

1 小計パートで表示している項目( 果物の名前 合計金額 )
2 各レコードの値

1・2を繰り返すような出力はされないので、ご注意ください。

 

グループ化の基準を設定したことによって、

・合計金額
・合計金額基準 名前
・合計金額基準 プライマリーキー

上記の項目がエクスポート順に出てきました。
出力したいのは名前でソートした時の値だけ・・・

必要な値以外はフィールドのエクスポート順から消せます!

今回、実践では①の方法で行いましたが、②の方法でも同様の手順を設定すれば同じものが出力されます。

 

前編・中編・後編と初歩的なTipsになりましたが、皆様の開発の一助となれば幸いです。

 


FileMakerの基礎 「レコードのエクスポート」中編 ~出力方法その2 スクリプト~

「レコードのエクスポート」は、FileMaker Proにあるデータを他のアプリケーションで読み込める形式に出力することができます。

今回も前編に引き続きExcelで読み込める形式に出力します。

レコードのエクスポートには、二つの方法があります。

①メニュー バーから行う方法

②スクリプト「レコードのエクスポート」を使用する方法

中編では②の方法を説明いたします。

 

今回も「果物」サンプルファイルを使用します。

 

■ステップ1:スクリプトを作成

メニュー バーから

スクリプトワークスペースを選択します。

新規スクリプトを作成し、「レコードのエクスポート」スクリプトステップを設定します。

 

■ステップ2:「レコードのエクスポート」ダイアログの設定

ダイアログあり:オン にしておくと[ファイルへのレコードのエクスポート]ダイアログ等が表示されます。

下記のステップ3とステップ4を設定している場合、特に確認等が必要でなければ、ダイアログあり:オフ にしておきましょう。

 

■ステップ3:「レコードのエクスポート」出力ファイルの設定の設定

「レコードのエクスポート」スクリプトステップの右にある歯車マークをクリックし、

出力ファイルの指定ボタンをクリックすると[出力ファイルの指定]ダイアログが表示されます。

以下の設定を行います。

・ファイルパスを指定(手入力または右上にあるファイルの追加を利用。変数を指定することもできる)

・ファイルタイプを設定(今回はExcelワークブックス)

・保存後の動作を設定 ファイルを自動的に開く

ファイルを添付した電子メールを作成

(動作させる項目にチェックを入れる)

 

設定後 OKをクリックすると

ファイルタイプをExcelワークブックスを設定した場合は、Excelオプションが設定できます。

 

■ステップ4:エクスポート順の指定

レコードのエクスポート」スクリプトステップの右にある歯車マークをクリックし、エクスポート順の指定ボタンをクリックすると[フィールドデータのエクスポート順]ダイアログが表示されます。

前編のステップ3と同じ操作で設定すると

設定を終えたらOKをクリック!

最後にスクリプトを保存して実行させれば・・・  エクスポートファイルが作成されます!

実は・・・

ステップ1の段階で、レコードのエクスポートができます。

「レコードのエクスポート」スクリプトステップの ダイアログあり:オン となっていればスクリプトを実行した場合、[ファイルへのレコードのエクスポート]ダイアログが表示されます。

前編のステップ2からの操作をすればエクスポートができるのです。しかしながらこれでは、スクリプトに設定した意味がないと思われます。

①の方法でエクスポートさせるのと何ら変わりありませんので・・・

ここで注意点!

①の方法では、事前に操作での準備が必須でしたが、②の方法はスクリプトなので、

「レイアウト切り替え」スクリプトステップをレコードのエクスポートの前に入れておけば問題ありません。

検索も同様です。

②の方法でも繰り返しフィールドは、そのフィールドの最初の項目のみエクスポートされますので、ご注意を。

「レコードのエクスポート」中編はここまで

後編へ続きます