こんにちは、服部です。
前回で一応バーチャルリストの解説は一段落ついたので、今回はエクスポートするデータが大量にあり、何個目のエクスポートなのかを確認出来る小ネタを紹介いたします。
例としてはこんな感じで20個出力物があり、現在は何個目のデータを作成しているのか確認出来るものになっております。
このレイアウトですが、作りは単純でマージ変数を置いているだけのものになっております。
下図のように変数を配置し、あとはスクリプト内で変数を取得してくるのみです。
下図がそのスクリプトとなっております。
「$$数」と言うグローバル変数ですが、今回は決め打ちで設定をしておりますが、何件出力データがあるのかをレコード数などで取って来ることも可能です。
⬆︎
この際大切なのはウインドウの固定とウインドウの再表示のタイミングです。
本来は
#ここに処理を書き込む
スクリプトの一時停止/続行
の処理がある部分に処理が追加されます。
すると他のレイアウトに遷移している場合や違うウインドウを持っている場合などもあるのでカウント用のレイアウトに戻るよう処理をしておく必要があります。
そしてレイアウトを戻してから今回は「$$cnt」と言う変数に処理が終わった後に+1を行い、ウインドウ内容の再表示することでウインドウ固定が外れ、数字が変更されると言う仕組みになっております。
以上で今回は終わります。
御閲覧いただき誠にありがとうございます。また次回もよろしくお願いします。
2021-01-15
FileMaker 認定資格試験対策 備忘録 Part.5
2021-01-12
whileとloopを比較してみた!!
2021-01-05
GoogleAPIキーを取得しよう
2020-12-17
FileMaker小ネタ集 〜レイアウト編〜
2020-12-09
ポータル行を含んだレコード複製の作り方
〜コミットコントロールを考慮した処理〜
2020-11-27
FileMaker 認定資格試験対策 備忘録 Part.4
2020-11-20
Claris Engage Japan 2020の収録にいってきました!
2020-11-11
JSON関数の階層化
2020-11-02
FileMaker 認定資格試験対策 備忘録…3
2020-10-27
外部データソースを利用するときにあったこと