初心者にもわかるファイルメーカーの
使い方

ポータルのフィルター機能について②

2020-07-15 |  

こんにちは、服部です。
今回は前回に引き続き、ポータルのフィルター機能について話していこうと思います。

前回はフィルタを利用し0,1で入り込むフィールドの1のみを見せられるようにしました。
今回はもう少しフィルタの条件を増やしてみましょう。

例えばですが、ポータルで表示させている商品の名称の一部で絞り込みをかけたいなどですと、グローバル変数を利用することでポータル内を検索しているような動きにすることも可能になります。
その方法ですが、まずは検索用のグローバルフィールドを作成し、検索ボタンを設置します。
ボタンのスクリプトは今回やりたいことだけで組むなら下図のように組みます。

またコミットコントロール時には上図では使用できないので

違うフィールドに一度カーソルを逃すことで同様の動きが可能です。

今回のためにレコード数を少し増やしたので実験してみます。
絞り込みの対象はポータルに存在している「コード」の部分を対象に今回は行います。

こちらのレコードを「c」と言う単語で絞り込みを行います。
すると、下図のように「c」がコードに入ったもののみが絞り込まれました。

今回のフィルタの設定ですが、

前回のものに「PatternCount」を入れるだけでこのような形にすることが可能になります。
またここに「Length」や「Left」などを組み合わせることでコードの前の文字のみでの絞り込みも可能になってきます。

ポータルフィルタの紹介は以上になります。
今回のフィルタの説明でフィルタを利用したらもう少しできることが増えるのでは?などフィルタ機能についての利便性などに少しでも気付きがあったのであれば幸いです。

ご覧いただき誠にありがとうございました。