初心者にもわかるファイルメーカーの
使い方

FileMakerアンカーをマスターする

2020-08-31 |  

こんにちは。FM課の山本です。

毎日セミの声が元気に響いてますが、Twitterのニュースでゾンビセミが話題になってましたね。
どうやら新種の菌に感染したセミが、菌の繁殖範囲を広げるために腹部が脱落したまま生かされている恐ろしい菌が発見されたようです...(まさにセミファイナル)

ということで今回はレイアウト作成時に便利な「自動サイズ調整(アンカー)」について簡単に説明したいと思います。

「自動サイズ調整(アンカー)」とは、

オブジェクトの枠とレイアウトの枠の距離を固定

にしてくれる機能のことです。

距離を固定というのが重要で、これによりウインドウのサイズ変更に合わせてオブジェクトのサイズが自動調整されるわけです。

アンカーは上下左右の4箇所設定されています。それぞれの挙動は以下の通り

<レイアウトモード>

<ブラウズモード>

とてもシンプルでわかりやすいのですね。
次はアンカーを複数かけてオブジェクトのサイズを調整できるようにしてみましよう。

<レイアウトモード>

<ブラウズモード>

いかがでしょうか。
紫色のオブジェクトだけ綺麗にサイズ調整をしてくれました。

オブジェクトが被らないアンカーの掛け方の手順は、

1.サイズが伸びるオブジェクト[親]を決める(上下、左右で1つずつ)
2.[親(左右)]より左にあるオブジェクトは左、右にあるオブジェクトは右のみアンカーをかける
3.[親(上下)]も同様

これで完璧です。

複数のオブジェクトを設定して等間隔で拡大表示できれば便利なんですけどね...
現状では1つのみ拡大させるしかありません。

今回は解説を省きましたが、ポータル内のアンカーはポータルの枠を基準に距離を固定するので、色々試して見るといいと思います。

ではまた次回お会いしましょう〜。