初心者にもわかるファイルメーカーの
使い方

スライドコントロールをスクリプトで制御する

2020-09-29 |  

こんにちは。今年の猛暑はエアコン付けっぱなしで乗り越えたので電気代が2倍になった山本です。
さて今回は、FileMakerのスライドコントロールのパネル遷移をスクリプトで制御する方法を紹介したいと思います。

スライドコントロールとは

スライドコントロールはその名の通り、複数のスライドを重ねて表現することができます。
このように1つのレイアウトで多くの情報を収めることができるので、大変便利です。
しかし、パネルコントロールは誰でも全てのパネルに遷移できてしまうので、例えばユーザーのステータスによって見せる情報を変えたいと言った場合など、スライドの遷移に何かしらの処理を挟みたいときに困ってしまうことがあります。

解決策として、レイアウトを分けてしまうというのも1つの手ですが、今回はスクリプトでパネルコントロールを制御しようと思います。

用意するもの

まず、スライドコントロールとボタンを配置します。
そしてスライドコントロールの「ナビゲーションドットを表示」のチェックを外してください。
これで、レイアウト上でスライドの遷移ができなくなります。

次に、スライドのオブジェクトに任意の名前をつけてください。
この名前を後ほどスクリプトで指定して遷移します。

処理

ではボタンに配置するスクリプトを作成していきましょう。

Get(スクリプト引数)で移動したいスクリプト名をボタンから受け取って、オブジェクト移動で遷移できます。とてもシンプルですね。

ではボタンにスクリプトを配置します。忘れずにオプションの引数でスライド名を渡しましょう。

これでボタンでスライドコントロールを遷移させることができるようになりました。
遷移に条件分岐を入れたい場合は、このスクリプトに書き込めば実現できます。

パネルコントロールをスクリプトで制御するときの注意点

この方法はレイアウトを作成せずに見せ方を変えることができますが、この処理が複雑になってくるとレイアウトを分けて実現した方が、シンプルで管理しやすいシステムになることがあります。
レイアウトを分けるか否かを吟味した上で活用してください...(失敗談)