初心者にもわかるファイルメーカーの
使い方

FileMaker 認定資格試験対策 備忘録 Part.9

2021-06-01 |  

こんにちは、 日壁です。
前回に引き続き、試験対策学習ガイドよりデータの統合を取り上げたいと思います。

FileMakerへのデータインポートの形式やFileMakerからのデータエクスポートの形式、Webとの統合や、外部データベースとの連携に関しての問題です。
試験問題割合は5%~10%です。

では問題を見ていきましょう。

[問]
フィールドやレコードを含め、シャドウテーブルを使用してできることを3つ挙げてください。シャドウテーブルでできないことも3つ挙げてください。

[答]
ODBC データソースのフィールドやレコードを使用してできることと、できないことは次のとおりです。

a. できること
i. FileMaker レイアウトにデータを表示する。
ii. 非保存の計算フィールドを追加して ODBC データで計算式を実行する。
iii. 集計フィールドを追加して ODBC ソースのデータを集計する。
iv. ODBC ソースの権限で可能な場合、外部データを追加、変更、削除する。
v. FileMaker のフィールドと ODBC フィールド (または列) の間にリレーションシップを作成する。
vi. ODBC テーブルの主キーを指定する (このプロセスは ODBC ソースの設定中に実行されます)。
vii. 値一覧でレコードを使用する。

b. できないこと
i. 追加のテキスト、数字、日付フィールドを FileMaker 内のテーブルに追加する。
ii. ODBC データソースのスキーマを変更する。
iii. フィールド索引を使用する。

[解説]
ODBC接続時のシャドウテーブルに関しても問題でした。
シャドウテーブルでは基本的な操作はなんでもできるイメージですが、できないことをしっかりと認識しておくことで、不具合やバグを抑制できるかもしれませんね。

今回はデータの統合に関しての備忘録でした。
その他の問題と答えはFileMaker18資格試験学習ガイドに記載されていますので、是非チェックしてみてください。

今回でFileMakerの認定試験対策備忘録は最終回です。
資格試験学習ガイド以外にも対策情報を参考にして、試験に挑みたいと思います。
今までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また、いつか、どこかで…

Fin.